ウッドデッキとして使われる環境は、なぜ木材にとって厳しいのでしょうか。
それは太陽の光をさえぎるものがなく、平面を構成しているためです。
木材を劣化させる主な要因は日射(紫外線)と水(雨水、湿気)です。
屋根がなく、軒の外に設けられるウッドデッキは、住宅の屋根に次いでもっとも日射と水にさらされます。
三井化学産資が考える木材保護塗料に求められる主な性能は次の通りです。
- 日射から守る耐紫外線性
- 水分から守る通気性、透湿性
- さまざまな部位や材種に塗れる塗装性、効果を発揮するための含浸性
- 安全性
+塗料としての意匠性能、木を生かす付加価値
ではウッドデッキを守るためにもっとも重要視しなければならない点は何でしょうか?
平面であることは雨水が落ち切らずに濡れた状態が続きやすく、地面に近いところに設置される環境は土中の湿気に常にさらされていることになります。木は含水率が高い状態ではカビや腐朽菌がすぐに繁殖してしまいます。こうしてみると、ウッドデッキは住宅の中でもっとも過酷な使われ方をされているのかもしれません。
この環境において木を守るするためにもっとも重要なのは、木が腐ってしまう大きな要因である含水率を低く保つことです。
木の香りを感じられるほどの通気性をもつノンロットは、木が本来もっている水分を放出する力、調湿性を損ないません。これによりできるだけ乾燥した状態を保ち、木を保護するのです。
しかしながら木材にとっての厳しい環境は塗料にとっても同様です。劣化の度合いを見ながら早めのメンテナンスを行うことが長く付き合うコツといえるでしょう。